【初心者向け】NISA(ニーサ)ってなに?お得に始める投資

こんにちは、月木です。30代二児の父で会社員をしております。こちらでは投資素人だった私が色々と調べたことの中で役に立ったことを皆様と共有することができればと思い書いております。

これから投資を始めようと思っている方、よくわからないまま少し始めている方、NISA(ニーサ)という制度をご存じでしょうか。

周りですでに投資をやっている人と話したとき、「とりあえずNISAから始めてみれば?」みたいなことを言われたりしたことありませんか?私はあります。。

「NISAってものを買えばいいってこと?」「どこで買えるの?」投資をしていない人にはなじみのない言葉なので、NISAというものが何者なのかすらわからない。

そんな人に向けてNISAを簡単にご紹介したいと思います。

NISAとは

NISAとは少額投資非課税制度のことです。漢字の羅列で「なんだ?」と思うかもしれませんが、簡単に言うと非課税の(税金がかからなくなる)制度となっており、このNISA制度を使うと通常の株取引で発生する約20%の税金を払わなくても良い制度となってます。

えっ、めっちゃいいじゃん、全部NISAにしたらいいじゃん

って思うかもしれませんがNISAには制限があります。また、種類も複数存在しますので、そちらも併せてご紹介いたします。

ちなみにこの後ご紹介するNISAとつみたてNISAは、どちらか一方のみしかできませんので、制度を利用する際はどちらかを選択するかたちになります。

NISAの種類

NISA

NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。

例えば投資信託に投資した場合、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。

ただし、他の口座(一般口座や特定口座)で発生した譲渡益や配当金等との損益通算はできません。

引用元:金融庁HPより
利用できる方日本にお住まいの20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在)
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年120万円が上限(非課税投資枠は最大600万円)
非課税期間最長5年間
投資可能期間2014年~2023年
引用元:金融庁HPより

上記の通り、特徴としては期間が5年間であるということ、年間の上限が120万円であることを踏まえると、ある程度まとまった資金がある方で短期でのトレードがしたい方、分配金が欲しい方がご利用いただくのがいいのではないかと思います。

つみたてNISA

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。

引用元:金融庁HPより
利用できる方日本にお住まいの20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在)
ただし、つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方を選択して利用可能
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる配当金分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年40万円が上限(※3)(非課税投資枠は20年間で最大800万円)
非課税期間最長20年間
投資可能期間2018年~2037年
引用元:金融庁HPより

こちらはNISAと違い期間が最長20年ということで、長期的に投資を行っていきたい方に向いているかと思います。金額上限が年間40万円ということで毎月に分けると約3万3千円という金額なので、上限いっぱいまで利用した場合、今まで貯蓄に回していた資金を少しつみたてNISAに回していくようなイメージになるかと思います。もちろん、お財布事情で上限までやらなかったとしても、例えば毎月1万円で20年間利回り4%で積み立てた場合、単純な貯金だと約2,400,000円のところ、つみたてNISAは約3,600,000円になります。あくまでも机上の参考値ですが、約1.5倍ほど増えることを考えればリスク込みで検討する価値はあるかと思います。

ジュニアNISA

2016年1月から「未成年者少額投資非課税制度」(ジュニアNISA)がスタートしました。

引用元:金融庁HPより
利用できる方日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在)
非課税対象株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益
口座開設可能数1人1口座
非課税投資枠新規投資額で毎年80万円が上限
非課税期間最長5年間
投資可能期間2016年~2023年
運用管理者口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)
払出し18歳までは払出し制限あり。
引用元:金融庁HPより

こちらは未成年のお子様用に向けた制度になっております。こちらは上限が年間80万円までとなっており、上限までおこなった場合であってもジュニアNISAだけであれば年間基礎控除額が110万円を上回らない限り、贈与税はかかりません。そういった意味では節税対策にご利用いただく道もあるのかなと思います。またこちらの制度ですが、廃止が決まっており今まで最大のネックであったといっても過言ではない、払い出し制限が2024年以降なくなります。今まではお子様が18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができませんでしたが、制度自体が2023年に終わってしまうため2024年以降は自由に払出しが可能となります。こちらの条件を踏まえ、今までジュニアNISAの使い勝手の悪さから敬遠していた方も一度見直してご検討いただくほうがよいかと思います。

まとめ

NISAとは商品名ではなく制度の名称

NISAは3種類ある

NISA 成人向けの最大5年間(上限120万円/年)

つみたてNISA 成人向けの最大20年間(上限40万円/年)

NISA 未成年向けの最大5年間(上限80万円/年)

上記のことから制度自体は優秀なものだと思いますので、是非ご検討いただき自身に有益であると判断できれば、使ってみてはいかがでしょうか。ただし、投資は自己判断、メリットとデメリットを慎重にやっていきましょう。

投稿者: tsukigisato

7歳と4歳の男児の父で普段は会社員をしております。 神奈川県在住なので、子育てで役立つ情報なども発信していければと思っております。 最近は仕事の関係(テレワーク増)もあり、子供と過ごす時間が増えうれしい半面、子育ての難しさに直面することが多く悩んでおります。

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